ivy cageの工房に散らばる石ころのご紹介。
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2024/11/22/Friday
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アンフィボール in クォーツ-角閃石入水晶
2012/09/22/Saturday
【Amphibole in Quartz】Brazil
鉱物名:クォーツ宝石名:アンフィボール in クォーツ/サージェニティック・クォーツ
英名:Amphibole in Quartz/Sagenitic Quartz
和名:角閃石入水晶/針入水晶
モース硬度:7(水晶の硬度)
劈開:なし
産地:ブラジル
処理:透明剤の充填(一部)
流通名:アンフィボール in クォーツ(角閃石入水晶)
サージェニティック・クォーツ(針状結晶を内包する水晶の総称)
サージェナイト(針状結晶を内包する水晶の総称)
ヘマタイト in クォーツ(ヘマタイト内包)
サンセット・クォーツ(ヘマタイトorリモナイト内包?)
エンジェル・クォーツ(針状結晶の長く揃ったもの)
ターラ・クォーツ(主に白~青~緑の針状結晶内包。ターラ菩薩に因む)
ラビットヘア・ルチル・クォーツ(ルチルは誤称)
オレンジ・クォーツ(誤称?)
オレンジ水晶(誤称?)
ヘマタイト・クォーツ(誤称?)
アンフィボールinクォーツとは、アンフィボール(角閃石)グループの鉱物を内包した水晶のこと。
アンフィボールの結晶は殆どが針状のため、アンフィボールを含む水晶は「サージェ二ティック・クォーツ(針入水晶)」の一種となります。
写真は酸化したヘマタイトを伴うアンフィボールの微細な結晶を内包しているためにオレンジ色に見える水晶。
アンフィボールinクォーツは、内包するアンフィボールの種類や色、結晶の様子によって呼び名が変わります。
オレンジ~黄色のアンフィボールは、白いアンフィボール(繊維状のトレモライト)が酸化ヘマタイトを伴い色付いて見えるもの。
これが成長途中の水晶ポイントに付着し、後にファントムとして残ったものは「ファントム・クォーツ」。はっきりとしたファントムにならずぼんやりとした山型の影のようになったものは「ゴースト・クォーツ」。
天使の羽根を思わせる細く白い針状結晶が並んだものは「エンジェル・クォーツ」、ふわふわとした毛のような様子なら「コットン・クォーツ」「ラビットヘア・ルチル」などと呼ばれます。
※「ファントム」と「ゴースト」の区別には諸説あり、明確な定義はないようです。
※針状結晶=ルチル・クォーツという誤解から、針状の内包物を含む水晶は「ルチル・クォーツ(ルチレイテッド・クォーツ)」または「ルチル」として流通するケースが多発しています。
【Tangerine Quartz】Brazil
*ヘマタイト in クォーツとタンジェリン・クォーツ*画像は酸化したヘマタイトの付着により表面のみオレンジ色になった「タンジェリン・クォーツ」。
オレンジ~黄色の水晶として混同され、ヘマタイトの付着した水晶を示す「タンジェリン・クォーツ」「オレンジ水晶」などの名称が、ヘマタイトを内包する水晶にも用いられている場合がありますが、「タンジェリン・クォーツ」のヘマタイトは表面だけで、中の水晶の色はそのままなので、二種類の判別は難しくありません。
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プロフィール
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Yati
HP:
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女性
職業:
アクセサリー作家
趣味:
写真、音楽、鉱物の蒐集、調べもの
自己紹介:
銀と鉱物でアクセサリーを作りつつ
宝飾業界のはじっこのほうで
いろいろ考えたり調べたり遊んだりしている
ただの石好きです。
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